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村上 恒夫
村上恒夫(むらかみ つねお)

1934年愛媛県喜多郡大洲町に生まれる。大洲高等学校を卒業、大洲町役場に勤務。1954年合併により大洲市役所職員となる。1992年大洲市市民課長を最後に依頼退職。以後、作家活動。『坂本龍馬脱藩の道を探る』(発行所:新人物往来社)と『歩いてみよう坂本龍馬脱藩の道』(発行所:愛媛龍馬会)などを出版。愛媛龍馬会顧問、龍馬研究会顧問。
坂本龍馬が脱藩するとき、高知から下関まで同行した沢村惣之丞(さわむら そうのじょう)の口述を記録した文書に基づいて、愛媛龍馬会の阪本孝之氏、福井清氏、村上恒夫氏が解明され、村上恒夫氏によって『坂本龍馬脱藩の道を探る』(発行所:新人物往来社)と『歩いてみよう坂本龍馬脱藩の道』(発行所:愛媛龍馬会)が出版された。
1986年、福井清氏が見せた一枚の文書「覚・関雄之助口供之事」をもとに、阪本孝之氏も加え、3人で龍馬脱藩の道の研究を始め、20年の歳月が流れました。

研究当初、四国の山中に残る旧街道の多くは、久しく通る人もなく、茨に覆われ、いわゆる「やぶこぎ」の状態で踏破したところも少なくありませんでした。現在、道は整備され、その昔「馬が荷をつけて通った道」の姿によみがえり、沿道には看板・標識が立ち、龍馬の像が聳え、龍馬を慕う老若男女がそれぞれの思いを胸に、その足跡をたどっています。

龍馬は、土佐の下級武士・商家の二男坊としてその生涯を終わるころ脱藩をして変身しました。日本の封建社会をひっくり返し、新しい近代社会をつくる革命家となりました。

筆者は、平凡な一公務員として終わるところ、龍馬に触発され、作家として第二の人生を送ることになりました。不思議な因縁と実感しています。
「龍馬の道を行くとき、あなたは龍馬になる」
ぜひ、龍馬の道をたずねてください。

『歩いてみよう坂本龍馬脱藩の道』の「あとがき」より
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